2013/07/17

調子のいい日は

私の住んでいる所は、利根川を渡ってすぐの所。
会社が東京なのでかなりの遠距離通勤だと思います(今は休職中で通勤していないわけですが)

そして今お世話になっている病院は会社から徒歩10分ほどの場所。
なので週に一回は東京へ出て行くわけです。

鬱になる前は、通勤電車に乗るのが嫌で週に半分ほどはバイクで通勤してました。片道60km程です。普通これほどの遠距離でこんな事をする人はそうそういないと思いますが、結構楽しいものです。早朝であれば下道でもまだそれ程混んでいないし、いろいろと抜け道を開拓したので速い時で1時間半、混んでいるときでも2時間あれば着きます(着くと言ってもも会社から離れた所に月極の駐車場を借りているので会社まではもう少しかかりますけれどもね)
帰りは通勤にSR400を使い出してから(最初はKLX125で往復とも下道オンリーでした)高速を使うようになり、借りている駐車場からは1時間ちょっとで帰れるので電車を使うのとそんなに変わりません。

そんな風に楽しいバイク通勤すらするのが億劫になった、と言うところあたりから"なにかが絶対変..." と今に至る訳です。



最近はようやく調子のいい日が増えてきて、相変わらず胃のあたりにモヤモヤ感がありつつも少しの決意でいろいろと行動ができるようになってきました。
そんな調子の良い日にはバイクで通院です(普通の人はやりませんよね... ^^;)

バイクに乗る。もちろん趣味です(だから通勤時間もバイクの時は趣味の時間)
バイクをいろいろいじる。カスタムしたり不具合直したり。これも趣味です。
そのバイクで車載動画を撮る。またまた趣味です。

この3番目の車載動画の趣味。
これがなかなか楽しませてくれる物なんですよ(笑)

そもそもバイクは少なからず振動がある乗り物です(最新のバイクは乗ったことないのでわかりませんが、たぶん少しはあるんじゃないかな)
その中でもSR400は間違いなく振動の大きいバイクでしょう。
そんなSR400に素直にカメラを付けてもブレブレの動画が量産されます。
いろいろと試行錯誤がありました。
これでいいかな、と思う事もありました。
少なくともiON AIR PROというカメラを使った動画に関しては"フルスロットルでの加速時以外OK"という所まで行きました。

そこについついSonyのアクションカムHDR-AS15を買ってしまったことで"振り出しに戻る"と言うようなことになってしまったのです。
iON AIR PROでは、まあまあ満足のいくものが撮れていたマウント方法にこのカメラを付けてみたところ、ブレブレのユーラユラ、見ていると"誰もが絶対動画酔いする"というものしか撮れない。

うーん、これは何とかならないものか...
ちなみに、ドッグハーネスなんていうオプションでうちのわんこに撮らせた動画(ここ)や、一脚の先端に付けて撮った動画(ここ や ここ)なんかは、結構手振れ補正も効いていてちゃんと撮れるんですよね。

だから余計に"何とかせねばっ!!"と、火がついた訳です(ハハハ...)

このカメラ、レンズの重心がちょいと高い気がするんですよね。それにマウントするものがバイク(モータサイクルね)に付けるには適当な物がない。
いろいろ試行錯誤いたしました。

そして、ようやくたどり着いた一つの結論。
それはそれは汗と涙の結晶(かなり大袈裟...)であります。
磁気式防振ダンパーVer.3.5


以前作った磁石の反発力を利用して作った磁気式防振ダンパー(ここ や ここ や ここ 参照)を改良。ウォータープルーフケースに入れたアクションカムを吊り下げ式でマウントできるようにしてフロントフォークに汎用のウィンカーステーとL字の金具を利用して取り付けてみました。
主な改良点は、ボルト全体をシリコンチューブで覆い、ボルトの上側を固定せずある程度自由に動くようにした事。

テスト走行でカメラ側におもりとなる鉛のシールを貼り付けたり、バネをすこし縮めてみたり(プリロード調整ですか ^^)と、調整を重ねようやくほぼ満足のいく動画が撮れるようになった...ように思います。

で、早速通院ついで(^w^)に"実戦投入"。

往路


復路


どんなもんでしょうかねぇ?



鬱と診断されて1ヶ月と少し。
こういうことには、没頭できるようになって来ました。

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